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〜ご町内の平和を守る、恋するカードキャプター〜 漫画家集団CLAMPの作品、カードキャプターさくらについて紹介をしていこうと思います。 はじめての人もぜひどうぞ。 目次 作品紹介 キャラクター紹介 ストーリー紹介 世界観考察 関連リンク ストーリー紹介
カードキャプターさくらのストーリーを簡単に紹介します。 この作品は大きく分けると、さくらがカードキャプターとしてクロウカードを集める「クロウカード編」と、集めたクロウカードをさくらカードに変えていく「さくらカード編」の二部からできています。作中で起こるカードによる事件は、ほとんどが1話完結なので、途中からでも十分楽しむことができる作品です。しかし、1話ごとに各キャラクターの気持ちの変化が丁寧に描かれているので、話の流れが気になってきたら最初からみてみるのもいいでしょう。 以下に、ストーリーの流れを簡単に紹介していきます。ネタバレしておりますので、見るか見ないかはお任せします。予告編風に、さくら視点で書いてみました(なお、さくらの一人称は「わたし」、兄の桃矢に対しては「お兄ちゃん」と呼びます)。 第1期 クロウカード編 さくらは友枝小学校4年生の、元気いっぱいの女の子。新学期が始まったある日、さくらは家の地下倉庫にあったクロウカードの封印を解いてしまい、カードが町中に散らばってしまった。封印の獣であるケルベロス(ケロちゃん)が言うには、実体化したクロウカードはいたずら好きなので、災いが起きないようにクロウカードを封印する必要があるとのこと。ケロちゃんによってカードキャプターに任命されたさくらは、親友の知世ちゃんの協力も受けながら、カードキャプターの使命を務めていく。
カード集めが波に乗ってきたある日、香港から李小狼くんがやってきた。李くんもクロウカードを集めているみたいでさくらがクロウカードを持っていることも知っていたため、カード集めに対して敵対するが、さくらはあきらめず、李くんとも協力しながらカード集めを続けていく。
さくらとたたかう転校生(アニメのみ:第20〜25話) 2学期の始まりの日、香港から李苺鈴ちゃんがやってきた。苺鈴ちゃんは李くんの婚約者らしく、李くんと一緒にカードを集めていることが気にくわないらしい。苺鈴ちゃんはさくらの李くんに対してのライバル?になる。
さくらの学校の算数の先生の代わりとして、観月先生が入ってきた。李くんは、観月先生は「強い力の持ち主」だから、気をつけたほうがいいと言う。さくらからはそんな風には見えないが、観月先生がいる先々でクロウカードの仕業によるいろんな事件が起こる。観月先生の正体は?
劇場版 カードキャプターさくら(香港編) ![]() ところが、この香港旅行は、クロウさんに縁のある魔導士さんによって計画されたものであって、クロウカードを集めているさくらはそれに巻き込まれてしまう。どうやらこの魔導士さんはクロウさんのことがずっと好きで、待ってたらしく、さくらはその気持ちを理解する。クロウさんはもう亡くなっているので、大切な人を亡くすことはつらいということがよく分かるさくらはその事を伝え、さくらも、好きという気持ちについて改めて考えるようになる。 クロウカード編 第2期 学芸会のときにクロウカード最大のカードである「光(ライト)」と「闇(ダーク)」のカードも仲間に入り、ついに残るカードは2枚となった。カードを全て集め終わると、「カードの主にふさわしいかを決める、最後の審判」があるとケロちゃんは言う。
そんな中、苺鈴は香港に帰らなくてはいけなくなってしまったが、さくらと知世のなぐさめにより、最高の友達となってくれた。 残るカードが1枚となったとき、ケロちゃんと観月先生は直接話をした。観月先生はさくら達のことも、さくら達が「最後の審判」に向かおうとしていることも知っていた。観月先生は「その時」のために来たのだという。 さくらが最後のカードを無事封印すると、もう一人の守護者、ユエ(月)が現れた。雪兎さんはなんと、ユエだったのだ。初めに李くんが審判を受けたが、李くんの持っていたカードは月属性だったので、ユエさんに負けてしまい、カードを没収されてしまう。 次に、さくらが審判を受けることになった。ユエが雪兎であると知ったさくらは、ユエを攻撃することができず、負けそうになってしまう。クロウカードが引き起こすこの世の災い、「みんなが一番好きな人への気持ちを忘れてしまう」世界から救い出してくれたのは、さくらの中のみんなの「思い」と、観月先生の力だった。観月先生の持つ、クロウ・リードが作った「月の鈴」はさくらの持つ「闇の鍵」に力を与え、新しい「星の鍵」に変化する。新しい鍵とカードの力でユエに勝ったさくらは、正式に「新しい主」になることができた。 第3期 さくらカード編 「最後の審判」から数ヶ月が経ち、さくらたちは5年生の2学期を迎えた。観月先生は再びイギリスに留学しに行ったが、今度はイギリスからエリオル君がやってきた。その頃、カードが全部集まって異変は起きなくなっていたのに、また異変が起き始めた。しかし、さくらの鍵が変わってしまったので、クロウカードを魔力を使ってさくらカードに変えなければカードは使えない。さくらのカードキャプターとしての仕事が再び始まる! さくらの達の間では、ぬいぐるみのくまさんが小さなブーム。さくらも、手作りのくまさんを雪兎さんにプレゼントしようとするが、異変が起こってしまう。また、異変に対して力を合わせていくたびにだんだんさくらと小狼くんの距離が縮まってきて、お互いを好きと思い始めたが、小狼くんはその想いをはっきりと伝えることができない。舞台は年末年始に入り、苺鈴ちゃんも遊びに来たりして、それぞれの思いが丁寧に描かれていく。
ただ、そんな中も、謎の異変は続く。カードの変換のときに大量の魔力を消費してしまうさくらであったが、自分の魔力を高めることで克服することができた。しかし、自分の力だけでは自身を維持することができないユエさんは、次第に元気を失っていく。雪兎さんの変化に気付いていた桃矢は、雪兎さんが消えてしまわないよう、自分の魔力をユエさんに提供し、二人の絆はより深まった。元気を取り戻したユエさんは、雪兎さんと小狼くんに対する「好き」という気持ちの違いを感じているさくらにアドバイスをしてくれて、さくらの「本当の一番」が誰かをはっきりさせてくれた。 異変のたびにクロウさんの気配がすることに疑問を感じていたさくらは、小狼くんに相談して、「戻(リターン)」のカードでクロウさんの時代に行き、異変が起こっている原因を直接聞いてみることにする。クロウさんの生涯やケロちゃんやユエさんのクロウさんに対する思い、そしてクロウさんとエリオル君の一致点を知ったさくらに、エリオル君から最後の試練が与えられる。「朝になる前に、この闇を消し去ることができないと、みんな眠ったままになっちゃう!」さくらはそばで見守っていてくれた小狼くんの力を借りながら、最後の「光(ライト)」と「闇(ダーク)」のカードをさくらカードに変え、エリオル君の試練に打ち勝つ。
すべてのカードをさくらカードに変えることができ、小狼くんからの告白も受け取ることができたさくら。今まで試練を与え続けてきたエリオル君も、お疲れ様ということで、パーティーを開いてくれることになった。一方、カードの件が全て終わったので、急に香港に帰ることになった小狼くん。さくらは本当の気持ちを伝えることができるだろうか?
(アニメでは最終回の1話だけで語られていますが、原作ではさくらのお友達一人ひとりの恋愛感やさくらの小狼くんに対する気持ち、エリオル君が異変を起こしてきた本当の理由など、とても詳しく描かれています。また、原作でのみさくらの中学校の制服が見られますが、真のハッピーエンドとして、やはり劇場版も観てもらいたいです。) 劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード ![]() そんな中、さくらは、街中のものが少しずつ無くなっているのに気付く。どうやら、エリオル君によると、エリオル邸に封印してあった53枚目のクロウカード、「無」が発動してしまったらしい。「無」のカードは負(マイナス)の効果を持つカードであり、クロウカードがさくらカードに変わってしまったので、バランスが取れなくなっていると言う。さらに、このカードをさくらカードに変えるためには、さくらが「一番好きな人からの想い」を失わなければならないと言う。「一番好きな人」、すなわち小狼くんへの想いを失うこと。そんなこと絶対にしたくないさくらは、ユエさんに相談する。ユエさんはまた、「クロウのことだから、絶対にそんなことにはならないはずだ」と言ってさくらを励ます。 さて、なでしこ祭のとき、ついに実体を表した「無」のカード。人も、物も、カードさえも消してしまう。さくらはこのカードを封印し、「無」のカードさんともお友達になることができるのか?そして、小狼くんに「本当の想い」を伝えることができるのか?カードキャプターさくら、ついに完結! 最終更新日:2008.10.19 |